おさかなシーズンに向けて観察ケースを新調しました。フィールドで使うための小形ケースです。

20090409-1280x1280-_DS21458アクリル材は菅原工芸さんに注文しました。寸法だけ伝えてカットはお任せです。

前面だけは傷つきにくいようにガラスを使います。これはあらかじめ切り出してあります。

さっそくアクリル材を接着剤でくっつけていくのですが、ここで痛恨のミス。一番目立つところに接着剤をこぼして白濁してしまいました。心が折れそうになりながら、前面用のガラスをシリコン接着剤でくっつけて完了。

20090409-1280x1280-_DS21470一応、自立はしますが、足場が悪くても立てられるようミニ三脚に取り付けて完成。

20090407-1280x1280-_DS21402病気だったオスのサンゴタツですがようやく治りました。ふつうに水中を泳いでいます。

症状が現れてから1ヶ月強もかかってしまいました。その間にやったことはといえば下記になります。

  • 毎日2~3リットル(全水量の1割)ずつ水替え
  • ピンセットを使ってイサザアミを十分に与えた
  • アミメハギ・ニジギンポには弟の水槽に移ってもらった

オヤニラミは魚食性が強いので他の魚と混泳させることはできません。今までは水槽のコーナーをセパレーターで仕切った三角形の部屋で暮らしてもらってました。ただ急ごしらえだったため、セパレーターとガラス面に若干の隙間ができていて大柄のオヤニラミは出られないけれども、他の魚達は出入りが自由な状態でした。他の魚が入っても捕まる前に逃げていたのでまあ、いいやと放置していたのですが、とうとう見てしまいました。オヤニラミの口からルリヨシノボリの尾ビレが出ているのを…。

と言うわけで仕切りをちゃんと作ることにしました。

20090405-1280x1280-_DS213552mm厚のPET樹脂版をガラス面と隙間ができないように現物合わせでカット、水槽の短辺方向を仕切りました。それと通水用に直径6mmの穴を20mm間隔で開けました。

20090405-1280x1280-_DS21356計6ヶ所の吸盤でしっかりと留めてます。

これで一安心。なのですが、どうもヨシノボリの味を思い出してしまったのか冷凍赤虫を食べてくれなくなってしまいました。

20090131-1280x1280-_DS20249タカラガイがちょっとだけ貝殻を見せてくれました。光沢があって非常にきれいな貝です。

模様から「コモンダカラガイ」でしょうか。

追記(2010/01/04)

キノコさんご指摘いただいたように「ハツユキダカラ」のようです。

20090127-1280x1280-_DS20094浜名湖水槽で飼育しているタカラガイです。どうにも見た目はみすぼらしいですが、まとったボロ(外套膜)の中からは目が覚めるような美しい貝が現れます。

20090127-1280x1280-_DS20098外套膜はよ~く観察してみると意外なほど綺麗です。外套膜にどういう役割があるのかは…?

ボロの中は滅多に見せてもらえません。うまく撮れたら紹介したいと思います。

20090127-1280x1280-_DS20123先週、採取してきたサンゴタツの育児嚢(お腹の下の膨らみ)が大きくなってきました。もしかすると水槽内で産卵が見られるかもしれません。

ちょっと春には早い気もしますが、採取地の水温が8℃だったのに対して水槽内は加温して18℃なので勘違いしても無理はありません。
ちなみに育児嚢があるのは「オス」です。メスがオスの育児嚢に卵を産みつけます。

20090127-1280x1280-_DS20121浜名湖水槽で海草に擬態中の「ワレカラ」です。生き物の写真は眼にピントを合わせるのが鉄則なのですが、ワレカラの場合はどこに眼があるのかわかりません。その前に顔は?

20090127-1280x1280-_DS20122これが顔でしょうか?