撮影の最近のブログ記事

目次

1. はじめに
2. 機材
3. ライティング
4. 撮影
4.1. 画質・サイズ
4.2. ホワイトバランス
4.3. 露出
4.4. フォーカス
4.5. ほどほどに大きく撮る
4.6. 出来るだけ大きく撮る

4. 撮影

4.1. 画質・サイズ

D300s_000886_q.jpgホントはRAW形式で撮るのがお勧めですが、今回は撮影方法の紹介なので割愛させてもらってJPEG形式で撮ることにします。あれこれ考えるのは面倒なので最高画質、最大サイズにセットして下さい。

目次

1. はじめに
2. 機材
3. ライティング
4. 撮影

3. ライティング

写真に立体感を出すために陰を作ります。そのためストロボはカメラから離して発光させます。お魚に対して自由な方向から発光させることが出来るわけですが、お魚の形状(縦に扁平している魚種が多い、細長い)と、真横から撮ることが多いことから、水槽上部が失敗の少ないストロボ位置となります。上から発光させると陰が下側にできるので自然な雰囲気になります。水槽底に落ちた魚の影で画面に奥行きが出る効果もあります。

ちなみにカメラの内蔵ストロボを使わないのは、正面から発光させると陰ができないからです。陰がないので平面的になってしまいます。そのうえ影が後ろに出てしまうので不自然な写真になってしまいます。

D300s_000749.jpg水槽真上、中央よりちょっと手前で「そのまま」発光させて撮影してみました。

目次

1. はじめに
2. 機材
2.1. カメラ
2.2. レンズ
2.3. ストロボ
2.4. 水槽
3. ライティング
4. 撮影

2. 機材

2.1. カメラ

一番大事なのはファインダーです。フォーカスしやすい、しっかりとした「光学ファインダー」を備えた一眼レフ※1を選んでください。価格が高いカメラほどファインダーも良くなります。実際に店頭でチェックして選んでください。

ファインダー以外では…実のところ、いまどき(2010/06)のデジタル一眼レフであれば十分な性能があります。お好きなメーカーの、気に入った機種を選んでもらえば良いです。センサーサイズも普通にAPS-Cで良いです。一応、ここではAPS-Cサイズのカメラを例に説明していきます。

使いこなせるか分からないからあまり高いのは…といことでしたら、安い入門機のレンズキットで十分です。


カメラの取扱説明書は読んでくださいね。基本的なことがちゃんと書いてありますから。

なお、ここではニコンのD70s(600万画素、2005/04発売)を例に説明していきます。

目次

1. はじめに
2. 機材
3. ライティング
4. 撮影

1. はじめに

一般的な撮影と違って水槽(アクアリウム)の撮影はかなり特殊です。暗い、ガラス越し、動き回る、小さい、とカメラが苦手とする条件ばかりです。

D300s_000775.jpgこの写真のように撮ってみたらがっかり、目で見た感じだともっと綺麗なんだけど...ピント合ってないし、ブレちゃってるし...という経験をされたことがあるかと思います。

オートだとどうしても失敗する確率が高くなってしまうので、マニュアルで撮影する必要があります。その点でコンパクトタイプのデジカメでは力不足で、しっかりとマニュアルで撮影できる一眼レフタイプが向いています。機種によっては意外と高くない(レンズとセットでコンパクトタイプより安いものも!)ので、コンパクトタイプで機種固有のバッドノウハウを習得するよりは、デジタル一眼レフで撮ることをおすすめします。もちろん水槽以外の写真も撮れるので無駄にはなりません。(^.^)

カメラがあれば誰でもすぐにきれいな写真が撮れるかというと、そうではないのが写真の難しいところでもあり、面白いところでもあります。良い写真を撮るには機材よりもお勉強と練習、それと良く観察することが大事です。

お役に立てるかわかりませんが、これから何回かに分けて水槽撮影のヒントを紹介していきたいと思いますので、参考になさってみて下さい。私の好みで日本の淡水魚を例に説明していきますが、熱帯魚や海水魚の撮影でも使えますよ。

今までニコンのD70sというカメラを使っていたのですが、水槽写真を撮るようになってファインダーに限界を感じていたので思い切って新調しました。2005年5月に購入して以来、酷使を重ねたにも関わらず大きな故障がなかったのはさすがです。

_DS24768.jpgあまり悩まず同じくニコン機のD300sにしました。新しいカメラでうれしい反面、お気に入りのフィルムカメラを何台もドナドナしたのでちょっとおセンチです。(;.;)

とりあえずおニューのカメラでひょこひょこ寄ってきたヨシノボリを撮っておきました。

クリックすると元の画像サイズ(4,288px × 2,848px)で表示します。いつもはここからトーン調整 → 長辺を600ピクセル程度にリサイズ → アンシャープマスク適用、という手順を踏んでサーバーに上げてます。

D300s_000138_nx.jpg

D70sと比べるととってもフォーカスが合わせやすいファインダーです。当ブログに遊泳性の魚の記事が増えそうです。

あまり面白くはないけれども特徴が良く説明できていて図鑑用途としてはいいかな、という写真はWikimedia commons投稿しています。

図鑑的な写真を撮影する際に気をつけているのが

  • 適度なコントラストと立体感・質感のあるライティング
  • 眼だけでなく頭部から尾部までフォーカス範囲に含める
  • ヒレを展開させる
の3つです。特に最後のヒレについては魚類ならではの注意点でしょう。多くの魚種でヒレが重要な同定ポイントになっているからです。


Wikimedia commonsには「高画質な画像」という審査制度があります。自薦して公開審査してもらうのですが基準に達していないと却下されます。時にはキビシイ批評もされて凹みますがとても勉強になってます。

下のオスとメスのシマヨシノボリの写真は眼球への入射光・反射光に気を遣ったり、特にメスの方は腹部のブルーを強調するようなライティングで撮影することで「高画質な画像」の評価をもらいました。

500px-Rhinogobius_sp._CB_(Shizuoka,Japan).jpg

500px-Rhinogobius_sp._CB_female(Shizuoka,Japan).jpg

なお、Wikimedia commonsに投稿した写真は高解像度のものをかなり自由(営利目的でも)に利用することができます。詳しくは各画像のライセンスの項を確認してください。

メモリーエラーを起こして修理に出していたD70sが戻ってきた。

修理内容は「CFカード認識不具合のためカード着脱機構部の部品を交換いたしました。」とのこと。部品代が¥2,550、工賃が¥9,900、合計¥13,073だった。

もちろんメモリーエラーは解消。新しいカメラが欲しいところだけど、ファインダーの質の悪さに目をつぶれば特に不満はないからこのカメラを使い潰すことにする。

WEB用にW51CA(auの携帯電話)で水槽動画を録る時の備忘録。オマケ程度の動画機能だけど工夫すればそれなりに撮れる。

1.録る
カメラの設定は

  • 録画モードは「ビデオモード」
  • ホワイトバランスは「オート」
  • 明るさは「±0」

とする。

動画撮影時にはAFが効かず、「通常」と「マクロ」の2段階の固定焦点になってしまう。水槽内の魚を録るには使いにくい(実質的に使える「マクロ」の場合でレンズから約10cm)のでひと工夫。適当なレンズを被写体とカメラの間に挟んでピント位置を前後させる。ついでにズームは使わないこと。

ピント以上に重要なのが水槽ガラスへの写り込み。コントラストの低下につながるので出来るだけ防ぐ。写り込む範囲をレンズを除いて黒いもので覆うと良い。

_DS10736.jpgピント位置調整用のレンズは百円ショップの虫眼鏡。これで十分。

録画ボタンを押してから実際に録画が始まるまでしばらくかかるので、録りっぱなしにして録れるだけ録ったら後で必要なところだけ切り出すと良い。保存先をmicroSDにすれば1GBで120分ぐらいは録れる。録った動画は3GPP2形式(ビデオはMPEG-4 320x240、オーディオはAMR-NB モノラル12kbps、拡張子は.3g2)のファイルとしてデータフォルダーに作成される。次の編集のためにPCへコピーしておく。

2.編集する
QuickTime Pro(¥3,400、3GPP2形式を編集できるのがフリーであればそれを使うのに...(ノ_-。))を使って適当に切り貼りする。編集した動画はメニューの「ファイル」-「エクスポート...」からビデオトラックは「そのまま」、オーディオトラックは「なし」で保存する。

20070724_quicktime_option.PNG

3.サーバーにアップロードする。
WEBサーバーにアップロードして、HTMLはこんな感じで書く。

例)

<object classid="clsid:02BF25D5-8C17-4B23-BC80-D3488ABDDC6B" width="320" height="256" 
            codebase="http://www.apple.com/qtactivex/qtplugin.cab">
    <param name="src" value="http://www.example.com/sample.3g2"></param>
    <param name="autoplay" value="false"></param>
    <param name="controller" value="true"></param>
    <embed src="http://www.example.com/sample.3g2" type="video/quicktime" width="320" height="256" 
                autoplay="false"controller="true" 
                pluginspage="http://www.apple.com/quicktime/download/">
    </embed>
</object>

動画の高さはQuickTimeのコントローラー分を+16pxして256pxとしている。途中の<embed>~</embed>はHTMLの正式な仕様ではないのだけど、<object>タグに対応していないブラウザが多いから入れてある。

4.WEBで見る。
QuickTimeがインストールされていればページに埋め込まれたような形で再生される。3.の例だとこのように見える。

なければインストールするんだけど、ここでWindows2000は要注意。QuickTime 7.2以降はサポートされなくなった。QuickTime 7.1.6を使うか、いっそのことOSをWindows XPにする。

魚の撮影が難しいのは水槽の中を動き回るから。フォーカシングはもとより、フラッシュに怯えて隠れてしまうからそもそもファインダーにとらえられない。撮影の間だけでもガマンして動かずにいてくれば楽なのだが...
だったら少しだけガマンしてもらおう。動きを制限するような箱に入れて魚にガマンしてもらうのだ。ひとまず試作1号としてこんなのを制作してみた。

_DS10179.jpg軽量化のため基本は2mm厚の半透明白アクリル、前面だけは傷が付きにくいように5mm厚のガラスとした。

極限まで表面反射を抑えたくて、旭硝子の「低反射ガラス」(撮影レンズみたいにマルチコーティングがしてある!)が使いたかったのだけど、見積もりとったら大幅に予算オーバー、1桁高かった。普通のガラスよりも透明度の高い、「高透過ガラス」でガマンした。といってもうちの¥2,980の水槽ガラスと比べたらクリスタルのような美しさ。水槽の前面だけでも「高透過ガラス」に交換したくなった。

_DS10221.jpgフラッシュ1灯でテスト撮影した感じではけっこうよさげ。ガサガサしたその場の撮影でこそ真価を発揮しそうである。

ちなみに淡水魚倶楽部の「お魚ブース」を参考にさせてもらった。いつだったか忘れたけれどもBE-PALという雑誌の付録でも同様のものがあった。

コントラストを上げるためバンクは使わずに、ストロボを水槽のガラス蓋の上に置いて真下に向けた。

焦点距離が長くなると写り込みを防ぐのが大変になるし、逆に短くなると水槽に近寄るから魚が逃げてしまう。とりあえずは焦点距離50mmとして絞りはF8.0。それなりに撮影距離があるからフォーカスは楽ではある。

_DSC0019.jpgドラマチックな雰囲気になっていいのだけれど、チンダル現象で画面中央部が青っぽく散乱されて、そこだけコントラストが落ちてしまっている。うーん、どうしたものか。

水槽を撮るのは簡単なようでなかなか難しい。特にフォーカスと水槽への写り込み。

_DSC9983.jpg標準レンズに接写リングで撮ったトウヨシノボリのアップ。D70でフォーカスを合わせるのは至難の技である。動き回るような魚はほとんど撮影不可能だ。このブログで登場するのがトウヨシノボリばかりなのはそのせい。

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神奈川県横浜市在住の3x歳です。他の拙サイトもどうぞ。

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