飼育の最近のブログ記事
最近は何かと忙しくて更新ができずにいます。いろんな方から「生きてる?」の確認が来るようになったので、ここらでひとつ記事をあげておきます。生きてますよー (^.^)
2週間ほど前に静岡県中部の磯で採取したナベカです。まとまった数がいたので2匹ほど持ち帰って飼育を始めましたが、まだ水槽環境に慣れていないようで巣穴に隠れてばかりです。
以前、紹介したニジギンポと同じギンポの仲間です。愛嬌のある顔と彩り鮮やかな体色が特徴です。
フナ類は種を同定するのが難しい魚です。先日、紹介したキンブナを採取した時もガクさん、おすいぬさんの判断にお任せでした。
改めて飼育中のキンブナについてチェックしてみたいと思います。フナ類の大きな同定ポイントである「背鰭分岐軟条数」と「体長と体高の比率」を計測してみると
- 背鰭分岐軟条数 = 14
- 体長と体高の比率 = 3.1
ちなみに「分岐軟条」とはヒレを支えるスジのうち軟らかいものを軟条といい、軟条の中でも先に行くにしたがって枝分かれしているものを分岐軟条といいます。
背鰭を拡大した画像(右手方向が頭)ですが背鰭分岐軟条数はこのようにカウントします。1本毎に赤のラインを引いてみました。頭部側最初は軟条ではなく硬い刺条なのでカウントから除きます。尾鰭側の2本は根本から分岐しているので1本としてカウントします。
体長と体高の比率は撮影画像に線を引いて求めました。「体長」は厳密には上くちびるの先端から下尾骨までですが、下尾骨がよく分からないのでエイヤっで決めました。
測定法はいずれも『日本産魚類検索 全種の同定 第二版』に従いました。また、おすいぬさんからは様々なアドバイスをいただきました。感謝いたします。
参考文献・資料
- 中坊徹次編, 『日本産魚類検索 全種の同定 第二版』 東海大学出版会, 2000/12
- 西村, 「日本淡水魚類愛護会」 - 「同定(6)」, 2009/05/13
連休中に「静岡県淡水生物館」のきつねさん、おすいぬさんと滋賀県で採取した「スジシマドジョウ大型種スジシマドジョウ小型種(琵琶湖型)」です。
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尾ビレの黒い縁取りと付け根にある黒斑点が上下ともに明瞭なのでスジシマドジョウ大型種としました。※ 西村さんのコメントを参照のこと。
スジシマドジョウ種群の分類はややこしいところがあるのですが、スジシマドジョウ大型種の場合は特徴が判りやすいので同定も簡単です。ちなみに下側の斑が薄いと「スジシマドジョウ小型種(琵琶湖型)」です。
スジシマドジョウ種群の分類はそんなに簡単ではありません (^.^) 尾鰭基部の黒斑点と筋節数を合わせて評価する必要があります。
参考文献・資料
- 中坊徹次編, 『日本産魚類検索 全種の同定 第二版』 東海大学出版会, 2000/12
- 西村, 「日本淡水魚類愛護会」 - 「同定(9)」, 2009/05/13
海水水槽ではタツノオトシゴ、ヨウジウオなどを飼育しているのでイサザアミは大変に重宝しております。ただ、私の扱いが悪いのかすぐに弱ってしまい、長期にわたってストックできないのが難点です。現在は週に一度か二度、某所にて採取してます。正直、辛いです。
そこでちょっとでもエサの調達で楽をするため、冷凍したイサザアミを食べてくれるかどうか実験してみることにしました。
15mm角の氷が作れる製氷トレーを使ってイサザアミの冷凍ブロックを作ります。とりあえずお試しで4つだけにして冷凍庫に入れました。若干、イサザアミ以外も混ざっていますが良しとします。
イサザアミを冷凍するのは家人が嫌がるかな、と思いきやすでに冷凍赤虫とか入っているのであまり抵抗はないようです。うーん、そんなもんでしょうか。一応、水道水で良くすすいでますが...私はちょっと抵抗あったりします。
明日、解凍して与えてみます。
淡水水槽の新入りメンバーを紹介します。連休中の埼玉県で「つれづれおさかな採集日記」のガクさん、おすいぬさんにご一緒してもらって採取したキンブナです。
体色は明るい金色、全体的に丸い感じです。体長は3.5cmでまだまだ子供です。
実は以前からキンブナを探していました。というのもフナ類を飼育観察したいと思っていたのですが、ほとんどの種類で体長30cm以上に成長してしまう中でキンブナだけが最大15cmほどと水槽飼育が可能なフナだったからです。ただ、静岡県では自然分布していないのでなかなか出会うことができずにいました。
飼育しながらよーく観察していると鰓蓋に追星が出てました。ということはこの個体はオスだということです。判りにくいですが胸鰭の前縁部にも追星がありました。さっそく白点病か!と慌てたのは内緒です。
「サンゴタツ抱卵?」のその後ですが...
出産せずに育児嚢がしぼんでしまいました。そもそも産卵がされたのかどうかも怪しいのですがちょっと残念です。また産んでもらいましょう。
ヒメイカがイサザアミを捕らえる瞬間です。動きが素早くて判りにくいのですが、よーく観察していると2本の長く伸ばした触腕で両サイドから挟むようにして捕らえた後、残りの腕でがっちりホールドしています。
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