飼育の最近のブログ記事

ここ数年探していたパキラの種を入手しました。いつもは微妙に遅かったり早かったり時期を逃していたのですが、今回はタイミング良く、沖縄の園芸屋さんからオークションで落札することができました。

なぜ種なのかというと、普通は挿し木で殖やすのですが、実生させるとトックリ状に幹を太らせる楽しみがあるからなんです。

_DS24635.jpg送ってもらったのは直径2cm程の大きさで6粒ほど。思いのほか軽いです。

_DS24639.jpgパキラの種は新鮮さが命、らしいので早速、土に蒔きます。撮った後、軽く土で覆って霧吹きで湿らせておきました。

最近は何かと忙しくて更新ができずにいます。いろんな方から「生きてる?」の確認が来るようになったので、ここらでひとつ記事をあげておきます。生きてますよー (^.^)

2週間ほど前に静岡県中部の磯で採取したナベカです。まとまった数がいたので2匹ほど持ち帰って飼育を始めましたが、まだ水槽環境に慣れていないようで巣穴に隠れてばかりです。

_DS23495.jpgようやく顔だけ出したところを撮影しました。

以前、紹介したニジギンポと同じギンポの仲間です。愛嬌のある顔と彩り鮮やかな体色が特徴です。

何だか元気がないホトケドジョウがいたので良く観察してみると...

_DS23054.jpg腹部に大きくえぐられたような外傷が!一見してこれは厳しい、ということが判ります。とりあえず体液の流出を抑えるため0.5%塩水浴を施しました。

_DS23061.jpg内臓は露出してませんが骨まで達してます。弱ってくるにつれて細かな粒状の塊が目立ってきたような気がします。

他の魚にかじられたのか、病気なのか...全く見当がつきません。このようなケースは初めてです。1日経ってかすかに息があったので、かわいそうではありましたが氷で仮死状態にしたうえで楽にしてやりました。

フナ類は種を同定するのが難しい魚です。先日、紹介したキンブナを採取した時もガクさん、おすいぬさんの判断にお任せでした。

改めて飼育中のキンブナについてチェックしてみたいと思います。フナ類の大きな同定ポイントである「背鰭分岐軟条数」と「体長と体高の比率」を計測してみると

  • 背鰭分岐軟条数 = 14
  • 体長と体高の比率 = 3.1
となりました。『日本産魚類検索 全種の同定 第二版』によると、これだけだと「オオキンブナ」である可能性もあるのですが、採取が東日本であること、同時に採取した他の個体の背鰭分岐軟条数が11、および13で確実にオオキンブナと言える15~16の個体はなかったこと、などからキンブナと判断してます。


ちなみに「分岐軟条」とはヒレを支えるスジのうち軟らかいものを軟条といい、軟条の中でも先に行くにしたがって枝分かれしているものを分岐軟条といいます。


背鰭を拡大した画像(右手方向が頭)ですが背鰭分岐軟条数はこのようにカウントします。1本毎に赤のラインを引いてみました。頭部側最初は軟条ではなく硬い刺条なのでカウントから除きます。尾鰭側の2本は根本から分岐しているので1本としてカウントします。

_DS22073-体長÷体高.jpg体長と体高の比率は撮影画像に線を引いて求めました。「体長」は厳密には上くちびるの先端から下尾骨までですが、下尾骨がよく分からないのでエイヤっで決めました。

測定法はいずれも『日本産魚類検索 全種の同定 第二版』に従いました。また、おすいぬさんからは様々なアドバイスをいただきました。感謝いたします。


参考文献・資料

  1. 中坊徹次編, 『日本産魚類検索 全種の同定 第二版』 東海大学出版会, 2000/12
  2. 西村, 「日本淡水魚類愛護会」 - 「同定(6)」, 2009/05/13

_DS22101.jpg連休中に「静岡県淡水生物館」のきつねさん、おすいぬさんと滋賀県で採取した「スジシマドジョウ大型種スジシマドジョウ小型種(琵琶湖型)」です。

_DS22101-尾鰭基底の暗色斑と尾鰭の縁取り.jpgのサムネール画像尾ビレの黒い縁取りと付け根にある黒斑点が上下ともに明瞭なのでスジシマドジョウ大型種としました。※ 西村さんのコメントを参照のこと。

スジシマドジョウ種群の分類はややこしいところがあるのですが、スジシマドジョウ大型種の場合は特徴が判りやすいので同定も簡単です。ちなみに下側の斑が薄いと「スジシマドジョウ小型種(琵琶湖型)」です。
スジシマドジョウ種群の分類はそんなに簡単ではありません (^.^) 尾鰭基部の黒斑点と筋節数を合わせて評価する必要があります。

参考文献・資料

  1. 中坊徹次編, 『日本産魚類検索 全種の同定 第二版』 東海大学出版会, 2000/12
  2. 西村, 「日本淡水魚類愛護会」 - 「同定(9)」, 2009/05/13

前日に引き続き冷凍イサザアミの話題です。

_DS22054.jpg綺麗に凍ってます。さっそく解凍して与えてみます。

_DS22066.jpg自然解凍させてこんな状態。

で、水槽に投入すると...

サンゴタツが食ってくれない(;.;)

サツキハゼ、ヒメイカは食べてくれるのですが、サンゴタツは反応がいまいちです。ピンセットでつまんで活きているかのように動かすと食べることもありますが、1匹ずつ与えていたら右腕がプルプルしてきました。かえって手間がかかってしまいます。やはり活きイサザアミにはかなわない、というわけで今夜もイサザアミを採取しに行くのでした。活きイサザアミをストックする方法を研究した方が良いかもしれません。

海水水槽ではタツノオトシゴ、ヨウジウオなどを飼育しているのでイサザアミは大変に重宝しております。ただ、私の扱いが悪いのかすぐに弱ってしまい、長期にわたってストックできないのが難点です。現在は週に一度か二度、某所にて採取してます。正直、辛いです。

そこでちょっとでもエサの調達で楽をするため、冷凍したイサザアミを食べてくれるかどうか実験してみることにしました。

_DS22048.jpg15mm角の氷が作れる製氷トレーを使ってイサザアミの冷凍ブロックを作ります。とりあえずお試しで4つだけにして冷凍庫に入れました。若干、イサザアミ以外も混ざっていますが良しとします。

イサザアミを冷凍するのは家人が嫌がるかな、と思いきやすでに冷凍赤虫とか入っているのであまり抵抗はないようです。うーん、そんなもんでしょうか。一応、水道水で良くすすいでますが...私はちょっと抵抗あったりします。

明日、解凍して与えてみます。

淡水水槽の新入りメンバーを紹介します。連休中の埼玉県で「つれづれおさかな採集日記」のガクさん、おすいぬさんにご一緒してもらって採取したキンブナです。

_DS22073.jpg体色は明るい金色、全体的に丸い感じです。体長は3.5cmでまだまだ子供です。

実は以前からキンブナを探していました。というのもフナ類を飼育観察したいと思っていたのですが、ほとんどの種類で体長30cm以上に成長してしまう中でキンブナだけが最大15cmほどと水槽飼育が可能なフナだったからです。ただ、静岡県では自然分布していないのでなかなか出会うことができずにいました。

_DS22073-pearl_organ.jpg飼育しながらよーく観察していると鰓蓋に追星が出てました。ということはこの個体はオスだということです。判りにくいですが胸鰭の前縁部にも追星がありました。さっそく白点病か!と慌てたのは内緒です。

サンゴタツ抱卵?」のその後ですが...

_DS22060.jpg出産せずに育児嚢がしぼんでしまいました。そもそも産卵がされたのかどうかも怪しいのですがちょっと残念です。また産んでもらいましょう。

ヒメイカがイサザアミを捕らえる瞬間です。動きが素早くて判りにくいのですが、よーく観察していると2本の長く伸ばした触腕で両サイドから挟むようにして捕らえた後、残りの腕でがっちりホールドしています。

プロフィール

神奈川県横浜市在住の3x歳です。休日に川・湖・海で魚などの生き物観察を楽しんでいます。

※ 魚以外の写真、アウトドア、その他DIYなどの話題は「夜更けの備忘録」でやってます。

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飼育魚種

90cm水槽(淡水)

30cm臨時水槽(海水)

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