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エアストーンって水槽内ではかなり邪魔な存在です。底砂の上に置いただけだとすぐに埋まってしまうし、かといってエアチューブで吊るすと見苦しい。音がうるさいのでガラスからは少し離して配置したい。

D300s_001403.jpgと、いろいろな不満があるのですが全てを解消するべく、こんなもの作ってみました。

作り方は簡単です。適当な大きさの板に支柱となるパイプ(内径6mmぐらい)を接着します。パイプに合わせて板の方にも穴を空けて貫通させます。そして上からエアストーン、下からエアチューブをパイプの中で繋いで出来上がりです。下側をL型コネクターにすればチューブが折れてエアーが止まることがないので安心です。

D300s_001411.jpg実際に設置するとこんな感じになります。すでに1年ほど使用してますが良い具合です。(何者かに食い散らされて茎だけになったキクモは気にしないでね)

私の知る限り、既製品にはないようですが便利ですよ。水槽レイアウトがとても楽になります。私のオンラインショップで売り出そうかな。

D300s_001277.jpgヨシノボリは元気が一番、このトウヨシノボリは特にやんちゃで結構、結構。などと下町のナポレオン「いいちこ」を飲みながら観察していたら、何やらゴミのようなものが付着していることに気が付きました。

D300s_001283.jpgよ~く見てみると、イカリムシやんけっ!

イカリムシは淡水魚に付く寄生虫です。頭部を食い込ませて魚の体液を吸います。和名のように頭部が錨の形をしているので、簡単には外れないようになっています。

D300s_001283(拡大).jpgマクロレンズで撮って拡大してみると、尾部に卵が並んでいるのが判ります。正直、こういうの苦手です。

ここから卵はさらに増えて二つの房状になるみたいです。その後に卵が大放出されることになります。

とりあえずピンセットで引き抜きました。一旦、水槽内に持ち込んでしまうと完全駆除は困難を極めるそうで...。魚達には悪いですが、今は水槽を初期化する余裕がないので、成虫の駆除に努めることにします。とりあえず成虫に寄生されている個体は他にいないようです。が、痒がっている個体が多いので幼虫はけっこう蔓延しているものと思われます。やはりリセットしかないかなぁ。

ツチフキが痩せてきてしまいました。エサやりの時によく観察していると、他の魚に先を越されて十分にエサが取れていないようです。過密飼育状態なのでまんべんなく行き渡るよう気を遣っていたのですが、性格が大人しすぎるようです。

そこで90cm水槽の縁に引っかけてあるスドーの「サテライト」でメダカと同居してもらうことにしました。


ゆっくり味わうように食事してます。

スーパーで買ってきた焼き芋が美味かったので、試しに魚達にも与えてみました。


真っ先に食べたのはタナゴやムギツク、オイカワなどコイ科の魚。いたって普通に食べます。



意外とヨシノボリ達も食べます。野菜を食べてくれると栄養の面ではとても良いのですが、それにしても食べ方が汚い!水が汚れないようもう少しお上品に食べて欲しいものです。


スルーされるかと思いきや、かなり好評だったのでレパートリーに加えたいと思います。

最近は何かと忙しくて更新ができずにいます。いろんな方から「生きてる?」の確認が来るようになったので、ここらでひとつ記事をあげておきます。生きてますよー (^.^)

2週間ほど前に静岡県中部の磯で採取したナベカです。まとまった数がいたので2匹ほど持ち帰って飼育を始めましたが、まだ水槽環境に慣れていないようで巣穴に隠れてばかりです。

_DS23495.jpgようやく顔だけ出したところを撮影しました。

以前、紹介したニジギンポと同じギンポの仲間です。愛嬌のある顔と彩り鮮やかな体色が特徴です。

何だか元気がないホトケドジョウがいたので良く観察してみると...

_DS23054.jpg腹部に大きくえぐられたような外傷が!一見してこれは厳しい、ということが判ります。とりあえず体液の流出を抑えるため0.5%塩水浴を施しました。

_DS23061.jpg内臓は露出してませんが骨まで達してます。弱ってくるにつれて細かな粒状の塊が目立ってきたような気がします。

他の魚にかじられたのか、病気なのか...全く見当がつきません。このようなケースは初めてです。1日経ってかすかに息があったので、かわいそうではありましたが氷で仮死状態にしたうえで楽にしてやりました。

フナ類は種を同定するのが難しい魚です。先日、紹介したキンブナを採取した時もガクさん、おすいぬさんの判断にお任せでした。

改めて飼育中のキンブナについてチェックしてみたいと思います。フナ類の大きな同定ポイントである「背鰭分岐軟条数」と「体長と体高の比率」を計測してみると

  • 背鰭分岐軟条数 = 14
  • 体長と体高の比率 = 3.1
となりました。『日本産魚類検索 全種の同定 第二版』によると、これだけだと「オオキンブナ」である可能性もあるのですが、採取が東日本であること、同時に採取した他の個体の背鰭分岐軟条数が11、および13で確実にオオキンブナと言える15~16の個体はなかったこと、などからキンブナと判断してます。


ちなみに「分岐軟条」とはヒレを支えるスジのうち軟らかいものを軟条といい、軟条の中でも先に行くにしたがって枝分かれしているものを分岐軟条といいます。


背鰭を拡大した画像(右手方向が頭)ですが背鰭分岐軟条数はこのようにカウントします。1本毎に赤のラインを引いてみました。頭部側最初は軟条ではなく硬い刺条なのでカウントから除きます。尾鰭側の2本は根本から分岐しているので1本としてカウントします。

_DS22073-体長÷体高.jpg体長と体高の比率は撮影画像に線を引いて求めました。「体長」は厳密には上くちびるの先端から下尾骨までですが、下尾骨がよく分からないのでエイヤっで決めました。

測定法はいずれも『日本産魚類検索 全種の同定 第二版』に従いました。また、おすいぬさんからは様々なアドバイスをいただきました。感謝いたします。


参考文献・資料

  1. 中坊徹次編, 『日本産魚類検索 全種の同定 第二版』 東海大学出版会, 2000/12
  2. 西村, 「日本淡水魚類愛護会」 - 「同定(6)」, 2009/05/13

_DS22101.jpg連休中に「静岡県淡水生物館」のきつねさん、おすいぬさんと滋賀県で採取した「スジシマドジョウ大型種スジシマドジョウ小型種(琵琶湖型)」です。

_DS22101-尾鰭基底の暗色斑と尾鰭の縁取り.jpgのサムネール画像尾ビレの黒い縁取りと付け根にある黒斑点が上下ともに明瞭なのでスジシマドジョウ大型種としました。※ 西村さんのコメントを参照のこと。

スジシマドジョウ種群の分類はややこしいところがあるのですが、スジシマドジョウ大型種の場合は特徴が判りやすいので同定も簡単です。ちなみに下側の斑が薄いと「スジシマドジョウ小型種(琵琶湖型)」です。
スジシマドジョウ種群の分類はそんなに簡単ではありません (^.^) 尾鰭基部の黒斑点と筋節数を合わせて評価する必要があります。

参考文献・資料

  1. 中坊徹次編, 『日本産魚類検索 全種の同定 第二版』 東海大学出版会, 2000/12
  2. 西村, 「日本淡水魚類愛護会」 - 「同定(9)」, 2009/05/13

前日に引き続き冷凍イサザアミの話題です。

_DS22054.jpg綺麗に凍ってます。さっそく解凍して与えてみます。

_DS22066.jpg自然解凍させてこんな状態。

で、水槽に投入すると...

サンゴタツが食ってくれない(;.;)

サツキハゼ、ヒメイカは食べてくれるのですが、サンゴタツは反応がいまいちです。ピンセットでつまんで活きているかのように動かすと食べることもありますが、1匹ずつ与えていたら右腕がプルプルしてきました。かえって手間がかかってしまいます。やはり活きイサザアミにはかなわない、というわけで今夜もイサザアミを採取しに行くのでした。活きイサザアミをストックする方法を研究した方が良いかもしれません。

海水水槽ではタツノオトシゴ、ヨウジウオなどを飼育しているのでイサザアミは大変に重宝しております。ただ、私の扱いが悪いのかすぐに弱ってしまい、長期にわたってストックできないのが難点です。現在は週に一度か二度、某所にて採取してます。正直、辛いです。

そこでちょっとでもエサの調達で楽をするため、冷凍したイサザアミを食べてくれるかどうか実験してみることにしました。

_DS22048.jpg15mm角の氷が作れる製氷トレーを使ってイサザアミの冷凍ブロックを作ります。とりあえずお試しで4つだけにして冷凍庫に入れました。若干、イサザアミ以外も混ざっていますが良しとします。

イサザアミを冷凍するのは家人が嫌がるかな、と思いきやすでに冷凍赤虫とか入っているのであまり抵抗はないようです。うーん、そんなもんでしょうか。一応、水道水で良くすすいでますが...私はちょっと抵抗あったりします。

明日、解凍して与えてみます。

淡水水槽の新入りメンバーを紹介します。連休中の埼玉県で「つれづれおさかな採集日記」のガクさん、おすいぬさんにご一緒してもらって採取したキンブナです。

_DS22073.jpg体色は明るい金色、全体的に丸い感じです。体長は3.5cmでまだまだ子供です。

実は以前からキンブナを探していました。というのもフナ類を飼育観察したいと思っていたのですが、ほとんどの種類で体長30cm以上に成長してしまう中でキンブナだけが最大15cmほどと水槽飼育が可能なフナだったからです。ただ、静岡県では自然分布していないのでなかなか出会うことができずにいました。

_DS22073-pearl_organ.jpg飼育しながらよーく観察していると鰓蓋に追星が出てました。ということはこの個体はオスだということです。判りにくいですが胸鰭の前縁部にも追星がありました。さっそく白点病か!と慌てたのは内緒です。

サンゴタツ抱卵?」のその後ですが...

_DS22060.jpg出産せずに育児嚢がしぼんでしまいました。そもそも産卵がされたのかどうかも怪しいのですがちょっと残念です。また産んでもらいましょう。

ヒメイカがイサザアミを捕らえる瞬間です。動きが素早くて判りにくいのですが、よーく観察していると2本の長く伸ばした触腕で両サイドから挟むようにして捕らえた後、残りの腕でがっちりホールドしています。

抱卵したサンゴタツとは別のオス個体に、またまたガスが溜まりつつあるようです。やはり水作Mだけでは濾過能力が足りないのでしょう。

_DS21820.jpg弟に預けていた密閉式フィルター(エーハイム500)を取り返して設置しました。濾材は物理濾過重視のリング濾材をおまけしてくれたのでそれを使うことにします。タツノオトシゴ飼育なら生物濾過を重視した方が良いと思うのだけど先立つものが...。追々切り替えていくことにします。それとしばらくは水作Mと併用です。

_DS21818.jpgサンゴタツが出産したときのために「タツノオトシゴ飼育日記」で紹介されていたスドーの「サテライト」を設置してみました。

これが外掛け式&エアーで海水循環となかなかの優れものです。とりあえず掴まるためのネットも入れて、あと2~3日したらサンゴタツのお父さんに入ってもらうことにします。

お値段は浜松市内の熱帯魚ショップ「ユニバーサルアクアリウム」で¥1,050。

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