キンブナの同定

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フナ類は種を同定するのが難しい魚です。先日、紹介したキンブナを採取した時もガクさん、おすいぬさんの判断にお任せでした。

改めて飼育中のキンブナについてチェックしてみたいと思います。フナ類の大きな同定ポイントである「背鰭分岐軟条数」と「体長と体高の比率」を計測してみると

  • 背鰭分岐軟条数 = 14
  • 体長と体高の比率 = 3.1
となりました。『日本産魚類検索 全種の同定 第二版』によると、これだけだと「オオキンブナ」である可能性もあるのですが、採取が東日本であること、同時に採取した他の個体の背鰭分岐軟条数が11、および13で確実にオオキンブナと言える15~16の個体はなかったこと、などからキンブナと判断してます。


ちなみに「分岐軟条」とはヒレを支えるスジのうち軟らかいものを軟条といい、軟条の中でも先に行くにしたがって枝分かれしているものを分岐軟条といいます。


背鰭を拡大した画像(右手方向が頭)ですが背鰭分岐軟条数はこのようにカウントします。1本毎に赤のラインを引いてみました。頭部側最初は軟条ではなく硬い刺条なのでカウントから除きます。尾鰭側の2本は根本から分岐しているので1本としてカウントします。

_DS22073-体長÷体高.jpg体長と体高の比率は撮影画像に線を引いて求めました。「体長」は厳密には上くちびるの先端から下尾骨までですが、下尾骨がよく分からないのでエイヤっで決めました。

測定法はいずれも『日本産魚類検索 全種の同定 第二版』に従いました。また、おすいぬさんからは様々なアドバイスをいただきました。感謝いたします。


参考文献・資料

  1. 中坊徹次編, 『日本産魚類検索 全種の同定 第二版』 東海大学出版会, 2000/12
  2. 西村, 「日本淡水魚類愛護会」 - 「同定(6)」, 2009/05/13

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コメント(2)

レス遅くなってしまいました。
まとめ、お疲れ様です。

がんばって調べてみようかな~とすると標本をとったりしないと難しいので、フナはあまり気乗りしません・・・。というか標本とってもわかりそうにないので、さらに気乗りがしません。そんな悪循環。

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このページは、seotaroが2009年5月17日 19:00に書いたブログ記事です。

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