飼育・栽培: 2007年4月アーカイブ

_DS10046.jpg赤っぽい体色と立派なヒゲが特徴。水槽には体長8cmほどのアカザが1匹だけいる。明るいところが嫌いらしく、普段は石の下に隠れていて滅多に姿を見かけることがない。それでもエサの時だけは必要最低限ではあるけど表に出てくる。エサは今のところ冷凍赤虫しか食べたところを見ていない。

天竜川水系の冷たくきれいな川で採ってきたから水槽で飼育できるか心配だったけれど、エサも食べているから大丈夫そうだ。

顔は不格好で体つきもなんだかだらしない。泳ぎ方はニョロニョロしてて気持ち悪いし、おまけに引きこもり。もてない要素ばかりだけれど僕は気に入っている。なんか親近感をおぼえるんだよなぁ。

ちなみに環境省のレッドリストでは「絶滅危惧II類」(絶滅の危険が増大している種)となっている。日淡に興味をもつと絶滅とか物騒な文字を見ることが多くて悲しくなる。

コントラストを上げるためバンクは使わずに、ストロボを水槽のガラス蓋の上に置いて真下に向けた。

焦点距離が長くなると写り込みを防ぐのが大変になるし、逆に短くなると水槽に近寄るから魚が逃げてしまう。とりあえずは焦点距離50mmとして絞りはF8.0。それなりに撮影距離があるからフォーカスは楽ではある。

_DSC0019.jpgドラマチックな雰囲気になっていいのだけれど、チンダル現象で画面中央部が青っぽく散乱されて、そこだけコントラストが落ちてしまっている。うーん、どうしたものか。

水槽を撮るのは簡単なようでなかなか難しい。特にフォーカスと水槽への写り込み。

_DSC9983.jpg標準レンズに接写リングで撮ったトウヨシノボリのアップ。D70でフォーカスを合わせるのは至難の技である。動き回るような魚はほとんど撮影不可能だ。このブログで登場するのがトウヨシノボリばかりなのはそのせい。

ようやく白点病が消えた!最初に白点があらわれたのはトウヨシノボリだったけれど、最後まで残っていたのもトウヨシノボリだった。底面にいるとはいえシマドジョウ、マドジョウやカマツカに比べてデリケートなのだろうか。念のため、しばらくはマラカイトグリーンの投薬をつづけていたけれど、そろそろいいだろう。

次は先週捕まえてからずーとトリートメントさせていたアカザの投入だ。マラカイトグリーンはナマズに使ってはいけないと注意書きがあったから、投薬している間は入れられずにいたのだ。

水槽の半分を水替え、さらに活性炭で薬成分を丸1日吸着させてから、慎重に水合わせしてアカザを投入した。

最初は水槽のガラスに沿ってヒラヒラ落ち着きなく泳いでいたけれど、そのうち岩場エリアに消えていった。その後はどこでどうしているのか、姿を一切あらわさないもんだからよくわからない。エサを食べているのか心配だ。

ディフューザー周りのごちゃごちゃした処理がどうも気に入らない。パイプのエンドに角度がついてて下向きにディフューザーが付けられればすっきりするのに。しょうがないから自分好みのパイプを自作することにした。

素材は外形がφ13、内径はφ8.8のアクリルパイプ。エーハイム純正パイプの内径がφ10だから断面積は23%減になるけれど、透明パイプですっきりしたい!

_DSC9847.jpg熱を加えて柔らかくして曲げるのだけど、そのままだとひしゃげてしまうので砂を詰めておく。

_DSC9848.jpg見よ、ポップ吉村直伝の曲げを。パイプを加熱するときは曲げ部分の前後5cmぐらいの範囲を、均等にゆっくり熱するのが良いみたい。アクリルはいったん熱を持つとなかなか冷めないから焦らずに作業ができる。結果は砂が粗くて表面が荒れてしまったけど満足。

_DSC9869.jpgディフューザーを取り付けた様子。水流の向きもバッチリ。気泡も細かいままだ。

ついでだから吸水パイプもアクリルで作って、出来栄えに大満足。

外部フィルターの給水・排水のレイアウトがようやく決まった。

_DSC9784.jpg2本ある緑色のパイプのうち、左側が給水パイプで、右側が排水パイプ。

_DSC9771.jpg給水パイプのストレーナーにはスポンジカバー取り付け。

_DSC9777.jpg排水流でエアレーションしたくてディフューザーを取り付けたのだけど、説明書通りだと水流の向きに自由度がない。試行錯誤の結果、オーバーフローパイプ→ディフューザー→エルボーという構成で水流を底に向けることで良しとした。

空気を吸い込む音が少々耳障りではあるけれど、ディフューザーの作る気泡はとっても細かくて良し。いぶきエアストーンよりも細かいぐらいだ。ただ、エルボーで水流を曲げる時に若干、泡が大きくなってしまうのでもうひと工夫必要。

マラカイトグリーンの投薬を始めて2週間経つんだけど、白点病はなかなかしぶとくて根絶までにはいたらない。

根本的に水質を改善しないとダメみたいなのでフィルターを導入することにした。

僕が小学生の頃に使っていたのは水作の投げ込みフィルターか、良くても父親をたぶらかして買ってもらった上部フィルターだった。そして当時は生物濾過なんて言葉知らないから、水槽の掃除は全換水、フィルターのウールマットは白くなるまで水洗いだった。そりゃ丈夫な魚しか生き残らないわけである。

いろいろ調べてみると外部フィルターという種類があって、濾過能力も高く音も静からしい。フィルターというとうるさいという印象があったので思わず飛びついてしまった。60cm水槽用の外部フィルターでは定番らしいエーハイムフィルター 500をポチッとしたのだった。

バケツ状の入れ物に説明書通りに濾材を入れていく。濾材はいろいろ種類があるんだけど、よくわからないからメーカー指定のものにした。ただし活性炭パッドはマラカイトグリーンを投薬しているから入れなかった。

_DSC9696.jpg1段目はエーハイメックというリング状の濾材を0.5リットル。


_DSC9700.jpg2段目は荒目フィルターパッド。


_DSC9701.jpg3段目は粒状のサブストラット プロ レギュラーを1リットル。


_DSC9703.jpg4段目は細目フィルターパッド。


_DSC9706.jpgポンプ部をセットした図。下から汚れた水が入ってきて、きれいな水が上から出て行く仕掛け。活性炭パッドを省いたとはいえ規定量で濾材上部にずいぶんな隙間ができたんだけどこういうもの?残った濾材を全投入したい衝動に襲われたけど、流量低下などがあるのだろう、ここはぐっとガマン。

レイアウトはじっくり考えるとして、とりあえずは適当にホースとパイプをつないで水を循環させることにした。通電直後はガリガリ音がしてびっくりしたけど、噛んでたエアーが排出されるとほぼ無音となった。

_DSC9660.jpgメダカが1匹、見あたらないんだけど...もしやトウヨシノボリ(大)の仕業?

水面のメダカと底層のトウヨシノボリでうまく棲み分けできると思ったんだけどなぁ。身を隠しやすいように浮き草をもう少し入れてやるか。

白点病は未だ治まらず。

_DSC9640.jpgトウヨシノボリ(中)にレンズを向けたら怒られてしまった。白点は若干減ったかな。

_DSC9646.jpgこちらは体長2cmほどのヨシノボリbaby。こんなに小さくても縄張りを主張するのは立派なものである。

朝起きてから恐る恐る水槽をのぞいてみると、トウヨシノボリ以外の魚達にも白点があらわれていた。一晩で水槽全体に蔓延してしまったみたいだ。トウヨシノボリ達は元気ではあるけど確実に白点の数が増えていた。昨日はヒレの先端だけだったけど、今朝は唇や腹にできているのもいた。

ちなみに白点病というのはイクチオフィチリウスという大きさ0.5~0.7mmの寄生虫が原因。1匹の成虫が1時間に3500匹の割合で増える。ヒレについているうちは初期段階で、そのうち体の表明に寄生して魚は弱ってくる。エラに寄生すると死ぬこともある。気づいたときには水槽の魚が全滅することもあるこわ~い病気らしい。

_DSC9560.jpg白点病に効果が高いとされるマラカイトグリーン水溶液を買ってきて水槽に入れてやった。早く治ると良いのだけれど。

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seotaroについて

1975年、島根県生まれ。静岡県在住。
旅をしながら写真を撮って暮らしていく方法を模索中。 詳しいプロフィールはこちら

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