何となく木曽に来ておんたけ銀河村キャンプ場でテント泊。前日から台風の影響でぐずついた天気だったので、赤沢自然休養林か木曽の町を散歩するつもりでゆっくり起きたら、雲は多いものの山頂が目の前にあるではないか。それなら登らないわけにはいかない。あわてて山準備をした。
そういえば何年か前の大晦日に雪積もる旧中山道を鳥井峠まで歩いたことがあったんだけど、峠から見えた純白の御嶽山はあまりに神々しくて今でも鮮明に憶えている。
9時に田の原(標高2200m)を出発。正面に御嶽山を仰ぎながら王滝口をゆく。
1時間ほどで八合目(標高2480m)に到着した。思いがけず岩の上から顔を出したオコジョと対面。こちらに興味があるのか顔を出しては隠れ、様子をうかがっては隠れしてなんともかわいらしい。オコジョに出会うなんてなんとも幸運だった。
九合目避難小屋。だんだん雲が多くなってついにはガスに包まれた。
11時半に王滝口頂上の山小屋に到着。さらに剣ヶ峰を目指して先に進む。
頂上部は荒涼とした世界が広がる。御嶽教のモニュメントがあるのは八丁だるみ。
剣ヶ峰を見上げながらの最後の登り。にわかにガスが晴れてきた。ときおり硫黄臭が鼻をつく。
御嶽山最高峰、剣ヶ峰(3067m)に到着は12時。それまで覆っていた雲がまるでひいていくように晴れた。時間にしたら2~3分ぐらいだろうか、中央アルプス、南アルプスを越えて遠く富士山まで望むことができたがふたたび雲に包まれた。
点在する火口湖も見たかったがまた今度ということにしておとなしく戻ることにした。
王滝口頂上山荘で山菜うどん(¥600)を食べながら、剣ヶ峰での眺めを期待して雲が晴れるのを待ったが二度と晴れることはなかった。
田の原の鳥居に着いたのは15時。けっこうお気楽に山頂に立つことができた上に予想外のオコジョと展望が楽しめた山旅であった。
同行者=1人。
距離=8.1km。
累積標高=+941m, -943m。
所要時間=6時間29分。

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