富士山

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シーズン最後の週末に富士山に登ってきた。

4つある富士山登山道のうち人が少なくて静かに登れると評判の須走口登山道を登ることにして、須走口駐車場に到着したのは日付が変わって土曜日の0時過ぎ。すでに第1・第2駐車場ともにほぼ満車状態だった。運良く空きを見つけてデミオをもぐり込ませる。リアシートを畳んで寝床を作るとさっそく就寝。スリーシーズン用シュラフで少し暑いぐらいだった。

4時30分に起床。曇り・雨・雷の最低の天気予報だったのであんまり酷い天気だったら諦めるつもりだったけど、空を見ると曇ってはいるが雨は降ってない。持参したおにぎりを二つ食べて出発した。

_DSC4833.jpg標高2000mの五合目売店を抜けていよいよ登山道へ。ヘッドランプを点けて暗い森の中へ進んだ。

_DSC4841.jpg30分も歩かないうちに日の出、にわかに明るくなってくる。登山道の脇に朝露に濡れたトリカブト(オオサワトリカブト)。

_DSC4847.jpg樹林帯の切れ間に出るといつの間にか空が晴れていてご来光を迎える。五合目だとご来光と言わないか。これから向かう山頂を拝む。遠いような近いような、いまいち距離感が伴わない。

_DSC4850.jpg朝露に濡れた樹林帯を歩いて標高2400mの六合目に到着。辺りはすっかりガスに包まれてしまった。雨が降るのを覚悟する。

_DSC4853.jpgところどころにヤマホタルブクロが群生していた。

_DSC4854.jpg幹が紙状にめくれたダケカンバの林を抜けると須走口登山道の樹林帯も終わり。

_DSC4870.jpg森林限界を超えて標高2950mの七合目。雲の中に入ったり出たり目まぐるしい。ここまでTシャツで登っていたら汗はかくのに体の表面は氷のように冷たいことに気づく。こりゃ良くないなと一枚羽織った。

_DSC4881.jpg八合目直前でブルドーザーに遭遇。こうやって各山小屋に物資を運ぶんですな。まばらだった登山者が吉田口登山道と合流して賑やかになった。

_DSC4887.jpgようやく八合目、標高3250m。完全に雲の上だ。八合目の小屋は風にはためく色とりどりの布が特徴。ゆっくり登ってきたから高山病は大丈夫みたい。

_DSC4893.jpgそして九合目。八合目まで苦しかったが先はもっと苦しかった。ちょっと登るとすぐに息が切れる。10歩あるけば立ち止まって休憩。

_DSC4895.jpg山頂手前で大休憩。

_DSC4896.jpg最後のがんばり。雲上を歩く。

_DSC4903.jpg11時30分、ついにとうとう山頂、標高3720mに到着。

_DSC4912.jpg噴火口をのぞきながら大休憩。吹き抜ける風が急激に体温を奪っていく。Tシャツを着替えてダウンのインナーを着込んだ。露出した手がかじかむ。食欲は全然なかったがおにぎり二つを胃に押し込むようにして食べた。

_DSC4922.jpgかなり迷ったがどうせだったら最高地点に立ちたいと言う思いからお鉢巡りを決行。剣が峰を目指して歩く。

_DSC4926.jpg酸素が薄いせいか体が重い。ここにきて手の指先も少し痺れてきたがすぐにひいた。ようやく日本最高所、剣が峰に辿り着く。3776m。

_DSC4928.jpg剣が峰から見下ろす噴火口。

_DSC4933.jpg気持ちいいぐらい見渡す限りの雲海。ふわふわだ。

_DSC4942.jpg帰りは須走口下山道を下る。下山開始は13時30分。

下山道は砂利混じりの砂地で砂埃が激しい。マスクは必須だ。走っていく人もあればヘバって進めない人もいる。僕?もちろん後者。カメラのシャッターを押す回数も急激に減る。

_DSC4949.jpg七合目の砂走りに入ったところ。雲の中へと真っすぐおりる。

雲の中に入ったあたりから頭痛と吐き気でグロッキーになってしまった。高度が下がっているのに高度障害?ゆっくりゆっくり休憩ばかりしてなんとか駐車場まで辿り着いたのが17時。頭痛薬を飲んでから倒れ込むようにしてデミオの荷台で2時間ほど眠ったのだった。

《トラックログ》

日付2006-08-26
メンバー1 名
沿面距離17.729 [km]
累積標高差+2088 [m], -2089 [m]
所要時間13:09:12
2Dトラックログ20060826_2D.png
3Dトラックログ20060826_3D.png
水平距離 - 標高 グラフ20060826_graph.png

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このページは、seotaroが2006年8月26日 00:44に書いたブログ記事です。

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